メンバーズブログ 日々つれづれ

『手』のぬくもり

2022.8.22 テーマ:

私の初めての精神科の女医先生は、心の豊かな素晴らしい方だった。

共に笑い、共に涙する、情のある心に太陽を持っているような明るい先生だった。

今、私は 初めて先生に会った時の先生の年齢を超え、しみじみと、いかに良い先生
だったのかと胸が熱くなる。


第1回目の診察が終わった時、先生は私の手をぎゅっとにぎって下さった事が
とても懐かしく思い出される。
あたたかく力強い手だった。


先日、整形外科に行った時も、レントゲンを撮る時、看護婦さんが両手で
私の手を包んで「大丈夫よ」と言って下さった。
自分で考えたのか、その看護婦さんも同じ経験をされたのかもしれない。
優しい方だなと思った。


この世に生まれてから、人は様々なシーンで手をつなぐ。
幼稚園や保育園では、おトモダチと手をつないで、
小学校、中学校、高校では、蒼い青春の手のぬくもりが
あった人もいるかもしれない。


我が家で集まりがあり、親族がそれぞれいた時、迷子になりそうな
広い所だったが、母が幼い孫の手をぎゅっとにぎったのを
私は後ろから見ていた。
少し感動した。


立派に成人した甥っ子は小さかった時、一人で歩いていた私を
追いかけてきて、ぎゅっと手をつないでくれた。
「なんて可愛い事するんだろう」私はとてもうれしかった。


人は皆「お母さん」から産まれてくる。
小さな小さな赤ん坊の手。
あまりの可愛さに、つい見とれてしまう。


サリュのメンバーも、心の支えとなる、あたたかい手のぬくもりを
持ち続けてほしいな。

追伸
そういえばサリュのマークが「手」をイメージしてあるのを
皆さんご存知だろうか?

たかが「手」されど「手」

「手」は無限の可能性を秘めている。


なみちゃん

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